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裕憩荘と25里と山の暮らし10 震災を乗り越え、人気のレジャー農園を築き上げたワンダーファームの元木 寬さん。11 ワンダーファームのフルーツトマト。温室ではトマト狩りができる。12 富岡町の富憩荘ではパッションフルーツを使ったケーキやサイダーを提供している。13 富憩荘に隣接するハウス内にパッションフルーツがたわわに実る。14 パッションフルーツの栽培にチャレンジしたサン・クリーンの代表取締役・髙橋雅裕さん。15 広野町振興公社が手がける綺麗バナナと、バナナを使って作ったバナナジュースやクッキー。16 広野町の二ツ沼総合公園内にあるバナナの温室。17 二ツ沼総合公園のアイドル、アルパカ。18 飯舘村のいいたていちごランドの夏秋いちご、雷らいほう峰。洋菓子店に出荷している。19 震災後いちはやく夏秋いちごの栽培に取り組んだ佐藤 博さん。富岡町の髙橋雅さんはある日、親戚の家で食べたパッションフルーツの美味しさに目覚め、栽培を始めた。通常、果樹の枝を縦に伸ばすところを横に伸ばすことによって単位面積あたりの収穫量を上げている。成育も販売も順調で、温室の数も新たに4つ増やすという。温室に隣接する休憩所、富では生の果実はもちろんパッションフルーツを使ったケーキやサイダーが人気だ。広野町振興公社では2018年よりバナナの栽培を進めている。アルパカが迎えてくれる二ツ沼総合公園内にある園芸温室を改造、台湾バナナの系統「グロスミッチェル種」をもとに作り出したオリジナル品種、「綺麗バナナ」を栽培している。名前には広野町の美しい海辺や山並みの意味を込めている。「綺麗」でつくったバナナジュースが美味しい。まさひろそうけい飯舘村のいいたていちごランドで佐藤 博さんが栽培しているいちごの品種・雷峰は5月から12月に収穫される夏秋いちごである。震災や高齢化の影響で離農者が増えた中、風評被害に負けずに震災後3年目から温室で栽培を再開。雷峰は酸味がケーキなどとの相性がよく、有名洋菓子店に出荷している。いちご農家として飯舘村の未来を考える佐藤さんの心意気を感じる爽やかな酸味だ。いわき市のワンダーファームは、米農家からトマト農家に転身した元木 寬さんが育て上げたレジャー農園で、一年中フルーツトマト狩りができる。人気のレストラン「Cross Wonder Dining」ではイタリアン&フレンチの創作料理を提供。「森のマルシェ」では、生のトマトやトマトジュースはもちろん、自社製のトマト味噌からトマトの塩なども販売している。らいほう相馬ヤマブン山形屋味噌や醤油の醸造を創業以来160年続けてきた伝統を守ると同時に、新たな香りと味を求め、品評会では連続で上位に輝いている。香の蔵好評の「クリームチーズのみそ漬」は、さらに地元の仙台味噌漬けやトリュフ味噌漬けなどに展開。味噌を使ったさまざまな商品を扱う。鎧兜のコレクションを展示する甲冑館が併設されている。鈴木酒造店津波の被害を受け、山形県で醸造をしていたが「道の駅なみえ」に隣接する「なみえの技・なりわい館」で酒造りを再開。江戸時代から続く老舗ならではの銘酒。ワンダーファームフルーツトマト狩りが楽しめるトマト農園。フレンチ&イタリアンの創作レストラン「Cross Wonder Dinning」や、トマトの加工製品を扱う「森のマルシェ」などもある。富憩荘パッションフルーツ栽培のハウスの近くにあるお休み処は、加工場と直売所を兼ねたカフェ。生のパッションフルーツはもちろん、パッションフルーツのケーキやサイダーもいただける。綺麗バナナ広野町振興公社が手がける綺麗バナナ。二ツ沼総合公園内にあるスタンドではバナナジュースや地元高校生がバナナを使って作ったクッキーを販売。バナナの販売も行っている。いいたていちごランド飯舘村で6月から12月まで収穫できる夏秋いちごをハウス栽培。予約して現地で購入可能。いちご摘みなどは行っていない。

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